「ゴルフによくある勘違い」
第20回は前回とにていますが「方向2」です。
以前、第100回でもお話していますが、最近の「出っ歯」と言われている単品ウェッジの向きの件です。
セットに入っているSWはグースネックでリーディングエッジ(歯)の部分を真っ直ぐに向けてハンドファーストに構えても大丈夫ですが……
(左が出っ歯系、右がセットに入っている系)
「出っ歯」のSW,AWは真っ直ぐ構えてハンドファーストにすると、歯(リーディングエッジ)が出いる為、万が一ボールにあたる前に地面にあたるようだと「ザックリ」します。
このようなウェッジは約4度開いて構えると「フェース面」が真っ直ぐ向くように設計されています。(故Fourteenの竹林氏の話)
もともとボールが沈んでしまう海外のベント芝でいかにボールを「拾うか」として作られたものです。
日本の芝にはあまり関係ないかもしれませんね。ただそんな拾いたいときはやりやすいですが。
ですから、あまり右に置かない方がやりやすいでしょうね。
ミート率を上げる為にハンドファーストで当てたいことを優先される方はあまり「出っ歯」でないものを選んで下さい。
例えば下の様なFourteenのC030は丁度中間位でいいかもしれませんね。
堀野晃二