第27回はグリーンの読みについてです。

 

「これって少し下りですか？」

 

よく聞きますよね。カップとボールの位置関係だけでみるとなかなかわかりづらいです。

 

ライン上でボールを転がした時に、そのボールが辿っていく道がどうかを考えた方がいいでしょう。

 

確かに、横についたら「平ら」というスピード感と、ライン上で考えた「登って下り」というスピード感の初速は、物理上では同じかもしれませんが、もう少し複雑になるとカップとの関係だけでは難しくなります。

 

プロがラインの側を歩いて確認しているのには、足の裏から感じる傾斜を見ていたりもします。

 

ちょっと難しく思うかもしれませんが「左にいってから右に最後きれるだろうなぁ」って言ってるということは無意識にボールがライン上を転がっていて、弱くなったらきれると思っているわけですから、そこに「登り、下り」は入っていると思います。

 

少し意識、イメージすれば出来ますよ。

 

 

堀野晃二