第38回はアプローチです。

 

ボールからエッジまでは3y、エッジからピンまでは20y、トータル23y。

 

さてどうします？

 

SWかAWを持ってピンの手前までキャリーさせて……

 

ちょっと待って下さい。

 

大前提は「ローボール ローリスク、ハイボール ハイリスク」です。

 

「ハイ=高い」は①振り幅が大きくなる②ロフトに乗せたくなる=トップしやすくなる③スピン量のコントロールが……など考えると多くのリスクがあります。

 

キャリー4yを打って、あとは転がせば。

 

クラブは9番でも8番でも。

 

転がせるところは徹底的に転がす。

 

「距離感が……」

 

それは練習して慣れればいいだけです。まずは「思ったように当てる」ことにリスクがない事が大切です。

 

勿論パターも間違えではありません。上級者は慣れているのが一番、も間違えではありません。でも上級者でもスピンのコントロールまで出来ていなければ、転がしの方が平均的に寄るはずです。

 

是非試して下さい。

 

 

堀野晃二