「感覚を作ってスイングを作る」
前回はヘッドが走るということでしたが、クラブ単体の動きに対して、もしくは、ヘッドの動きに対して、左肘、上体のエネルギーなどあたかも逆に動かしたり、力を向けなくてはいけないものもあります。
走るということは、動く方向に一度加速をつけたら、そのままではなく、ブレーキをかけなければいけません。ブレーキ、もしくは逆方向にエネルギーのバランスをとらないとなりません。
イメージで言えば、ハンマー投げの室伏選手が静の状態から回転を始め(=同じ方向に加速)、徐々に引き合いながら(=引き合う逆のエネルギー)回って放る。
または、車に乗っていて走っている(=同じ方向に加速)と、急にブレーキをかけて飛び出しそうになる(=逆のエネルギー)。
そんなイメージでしょうか。
ゴルフでは、「腰を回してスピードを上げる」と思っている方が多いですが、このままではヘッドは振り遅れたままになってしまいます。
同じ方向に加速=ゴルフでは切り返しのきっかけのみ(一瞬)で
引き合う逆のエネルギー=上体とのバランス、腹筋の抑え、脚による力
難しいですよね^^;
でも脚でも回しながら(同じ方向に加速)、ブレーキをかける(逆のエネルギー)を両立することも感覚、動き的には可能です。
練習としては、打った直後にすぐ(フィニッシュまでいかずに、インパクト後すぐ)トップに戻って下さい。
ここでは説明に限界があるので、興味がある方は是非ご来店を(^^)
堀野晃二