ゴルフ上達(第201回)
ゴルフ上達(第201回)
「感覚を作ってスイングをつくる」
どうですか?落とせましたか。
餅つきでも、トンカチでも、手元を落として加速感をつけたら、最後は落ちる頭に「打たせている」だけで、そこに自分からの力は加えてないですよ。
そうなんです。ここでのポイントは「ヘッド」で距離感を測っているのではなく、手元=グリップエンド、左手で距離感をもっていないとダメなのです。
「この辺にグリップエンドを引き込んだら、たぶんはヘッドはこの辺に落ちるだろう」的な感覚で動かしてるのが正解です。
この辺は、よくバンカーで「ボールの手前何cmにヘッドを落とす」なんて言って、ヘッドをそこに入れようとする人は、実際リリースが早くなるので、もっと手前に落ちているはずです。
不安だけど、グリップエンドをこの辺に引き込んだらヘッドはこの辺に……くらいの感覚作りをしなければなりません。
よく砂に縦線を書いてまたぎ、その線を打っていく、なんてドリルがあると思いますが、それは、上記のような感覚をトレーニングするものです。
人工芝、マットではダフッてもわからず、飛んでいったりしてしまいます。
砂にらどこに落ちたかはっきりわかります。
是非、バンカーがあるところで練習してみて下さい。
堀野晃二
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