シャンクについてもう一つ。
アプローチでは左に重心を寄せて打つことが殆どです。
これはインパクトの再現性をあげる為に寄せておくのですが……
写真の楕円は腰を輪切りにして上から見ていると思って下さい^^;
左下のように重心を左にずらすと、スイングの中心になる背骨も左へ動きます。
そのあと、多くの方は右上のように「左足中心で」動いてしまいます。
すると中心だった背骨は前に出ていくのでボールに近づきシャンクになるのです。
この傾向はショットにも見られます。
正しくは左に重心を寄せてから、背骨中心で回るのです。
ですから、左腰が後ろに退けられたら正解ですし、「左寄りの重心で多少左右に重心移動もします」
(このあたりの重心移動と体重移動の話は過去の第43回前後を見て下さい)
簡単に言うと、ちょっと言いにくいですが^^;……お尻の穴に意識を持って、そこが動かないようにするといいですよ(^.^)
堀野晃二