いい話?
いい話?
最近あった考え深い話。
私達プロの業界ではよくあることですが、一度ツアーを目指して、その後やってみて自分の実力はわかり始めていながらも、少しずつ上達する自分を感じ、なかなか諦められない。
そんな時に周りから「諦めて、違う人生を考えろ」って言っても、勿論本人の耳には入らないものです。
自分で決めて始めて動き出せるものです。
今までにも多くのプロ、研修生に関わってきましたが、相談されて話はするものの、あとは本人に任せていました。
先日、16年前に19歳でプロを目指して、途中からゴルフ場に入り研修生としてプロを目指し頑張っていた彼が10数年振りに会いにきました。
去年プロを諦め、ティーチングを始め、この先インストラクターとしてやっていくならもっと勉強出来る環境に身を置きたい。もしくはサラリーマンになるのがいいのか迷っているとのこと。
私としては出来る限りのアドバイスはしましたが、本当に嬉しかった。
まだ、やり直せる歳で自分を見つめなおす大きな転機を迎えたことに。
昨日も、多くのプロが集まる席で、35歳くらいのプロが何か悟りを開いたかのごとくゴルフというものを見つめなおし、長々と私に語ってきました。
「前から言ってるじゃん」というようなことでしたが、人と同じようにやっててもダメ。やるならとことん技術以外のゴルフに関わることにもトライして、努力したと思えることを一年間やろうと。
彼もプロとして華々しい舞台に立つ為に。
人は何かをきっかけに自分を変える転機を迎え成長します。
私もまだまだ人から学び成長させられています。
ただ、彼らよりも年齢が上の分だけ知っていることが多かったりというだけで、まだまだ社会では未熟です。
また何よりも自分が関わってきた弟子達が成長していくことが嬉しい。
そんな時に、また少しでも力になってあげられれば。
私も周りの人から助けてもらったように、私も人を助けたい。
そんなことを考えさせられることが立て続けにおきたので、ついブログに(^^;
堀野晃二
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