前回の続きになるかもしれませんが、ミスをいかに引きずらないで自分をリラックスさせるか。
例えばトップしたとします。その時「ボール見なかったかなぁ」「体が……だったからかなぁ」「肩が回ってなかったから」とか見えない自分を探って、結果間違ったジャッジをしたり、結局わからずじまいになってしまう人がいます。
そんな時は、「トップした」という事実はボールの上だったことは間違えありません。
物理的な事実は間違えにくいので、次は「ただ地面を打つ」これだけでいいのです。
もしダフったら、次はもっと左をダフればいいだけです。
地面を打つことを嫌がってはいけません。地面に届かない限り芯に当たることはないのです。
右に行ったら次は左。わからなければ取り敢えず思いっきりフェースを閉じてあてるか、コースだったら最初から閉じちゃってもいいじゃないですか。
物理的な対応だけをコースでやればわからなくはなりません。
勿論そんな練習を練習場でもやっておかなければいけませんが、原因究明は終わってから練習場でやるか、プロに聞くほうがいいでしょう。
わからないことを悩むのは時間の無駄だし、メンタル的にも良くありません。
「ただ」次はこうしよう、だけだったら前回の3秒で終わるはずですし。
ゴルフはプレーしている時間はたったの2%です。残りの98%をいかに過ごすかが、成功のキーです。
堀野晃二