「ゴルフによくある勘違い」
第7回はグリップの中です。
「左手の小指はシッカリと握り……」よく聞きます。
確かに左手の下3本は凄く大切ですが、「シッカリ」握ってはヘッドは走りません。
スイング中ヘッドとグリップエンドは常に逆に動いているべきです。
イメージは剣道の「メーン!」ですかね^^;先端を落とす時、手元は逆に動くくらい余裕がないとスピードは出ません。
写真のように切り返しで手首にタメが出来るのも、ヘッドがまだ進行し続けようとする時に、手元が引き戻されるのでたわんでしまうのです。
そして写真上のようにタメが「出来てしまう」のです。
小指があまりにも強く握られていたら、写真下のようになってしまう可能性もあります。
勿論インパクトゾーンでは走らないこと間違えなしです!
グリップは緩まない程度に密着し、手の中で動きを感じられるくらいがいいでしょう。
力加減もクラブが飛んでいかないギリギリがクラブの遠心力を邪魔しなくていいのです。
人間には(飛んでいってしまうという)危機を感じた時には、必要な分だけ力が入るようになっているのです。
堀野晃二