「ゴルフによくある勘違い」
第15回は「左へ振る」です。
ゴルフではダウンスイングで必ずクラブが倒れ、手元が体から離れていこうとします。
それをインパクトの位置(=アドレスとほぼ同じ位置)に戻すには、左腕を回転させ手元を引きつけなければなりません。
この行為が動きながら行われるので、左に引き込む=「左へ振る」という感覚になるのです。
ただ闇雲に左に振ればアウトサイドインですし、ましてや左にヘッドを振るなんてことはありません。
この辺は理解も難しいし、インから来過ぎて右、ダフり、トップがFWで多い人は要注意です。
ドライバーが左に巻いていってしまう人も同じです。
目で見ると、アドレス時には手元がつま先の中に見えます。
そこに手元を戻す意識で振ってみて下さい。
大概、無意識に手がボールに向かっているのでそうなるのです。
堀野晃二